ウェルビーイングの社会学
開設大学 | 中京大学 |
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科目コード | 242704 |
担当教員 | 成 元哲(現代社会学部教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 秋学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 11:10 ~ 12:40 |
教室 | 豊田キャンパス |
履修条件 | 特になし |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 9/23~1/20 |
講義概要 | 現代社会は、人類史上かつてないほど物質的な豊かさを実現し、快適で安全に恵まれている。しかし、その同じ社会がしばしばひどく不幸な場所であり、憂鬱で不安でストレスに満ちた場所であり、人々は酒やドラックや向精神薬に依存し、高い犯罪率に悩まされている。労働は肉体的には楽になり、労働時間も短くなったが、病気による欠勤の最も多い理由はストレスである。現代社会のこうした物質的な成功と精神衛生的失敗との間の対照は深刻なパラドクスであるが、それを引き起こすプロセスはほとんど解明されていない。 本講義では、現代社会におけるウェルビーイングのあり方を探求する。社会的要因が人々の生活の質や健康度にどのように関連するかを理解するために、「生活・健康の社会的規定要因」に関する研究を中心に紹介する。 人々の健康とウェルビーイングに影響を及ぼす社会的規定要因に関する研究から学び、受講生がそのプロセスやメカニズムを理解できるようになる。 |
テキスト・参考文献 | ・イチロー・カワチ『命の格差は止められるか』(教科書)・リサ・バークマン他『社会疫学』(上・下) ・ヘレン・ピアソン『ライフープロジェクト』(参考文献) |
試験・評価方法 | ・課題・レポート 30% ・授業時間中のワークシート 70% |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 毎回、授業参加記録を500字程度を記入してもらいます。これを受講者で共有し、互いに学び合う機会とします。教員もコメントします。 |
科目名(英語) | Sociology of Well-Being |
使用言語 |