メディア社会史
開設大学 | 椙山女学園大学 |
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科目コード | 242407 |
担当教員 | 米田 公則(情報社会学部教授) |
学年配当 | 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 15:00 ~ 16:30 |
教室 | 星が丘キャンパス 情報社会学部棟505教室 |
履修条件 | 女子学生に限る。 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/5~7/31 |
講義概要 | 【授業テーマ】 メディア発達の歴史と社会への影響・歴史的視点からのメディアと社会の関係を考える。メディアの発達が社会へどのような影響を与えてきたかについての知識を修得し、メディアと社会の関係を歴史的な観点から理解し、現代におけるメディアの影響を理解する基礎的態度を身につける。 【授業の到達目標/育成する能力】 これまでの歴史をメディア発達の視点から見ることで、歴史を相対的に見る視点を養う。また、それによりこれから発達するメディアが将来もたらすであろうことを見抜く基礎的力量を育成する。/[知識・理解][態度・志向性] 【授業内容】 現代社会を表すキーワードの一つとして「情報化」がある。今日「情報」のあり方の変化は、個人の生活のみならず、社会全域に大きな影響を与えている。本講義では、はじめに「情報」「情報化」「コミュニケーション」「メディア」などの基本的概念を考察し、その後、メディア発達の歴史について概観し、それが社会にどのように関係し、影響を与えてきたのかを解明する。最後に、情報化の進展の中で私たちの生活と社会がどのような影響を受けつつあるのかを検討する。 【授業計画】 1.はじめに、情報と情報化 2.コミュニケーションとメディア 3.メディアの発達史I(メディア技術発達の影響) 4.メディアの発達史II(印刷革命) 5.メディア発達の社会的影響I(市民社会の成立とマスメディアの影響) 6.メディアの発達史III(近代マスメディア革命) 7.メディア発達の社会的影響II(大衆とメディア) 8.メディアの発達史IV(デジタル・メディア革命) 9.デジタル・メディア発達の個人的影響 10.デジタル・メディア発達の社会的影響 11.情報社会論の考え方と争点 12.情報革命と世界システム 13.メディア、情報、コミュニティ 14.現代社会と情報 15.まとめ 【授業の進め方】 ・講義形式で行う。 ・授業中に資料を配布する。 ・講義を中心に授業を進めるが、授業終了前の10分程度で「ミニレポート」を課す。 ・授業内容に即した課題なので、授業の振り返りにもなる。 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 教科書は使用しない。 【参考書】 授業中に参考文献、資料を紹介する。 |
試験・評価方法 | 【教科書】 教科書は使用しない。 【参考書】 授業中に参考文献、資料を紹介する。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【担当教員メッセージ(受講生に望むこと)】 歴史の知識がなくとも十分、理解できる内容です。事前課題に取り組むことにより、深い理解ができる。 【履修上の注意】 ・女子学生に限る。 ・座席指定にして、授業を行う。 ・講義内容等についてわからないことや気づいたことがあったら、授業中でも質問をすること。 ・わらかないことは、どんどん質問してほしい。 ・講義形式の授業となるが、受動的な姿勢で、望むのではなく、積極的に取り組んでほしい。 【事前・事後学修】 理解を深めるために、授業中に参考文献などを提示する。これにより、より深い理解が進むことが期待できる。 事前の学修として、授業の最後に、次回授業の事前学修課題(用語の理解、理論の内容など)を与える。それによって授業の理解がより深まる。(最大2時間程度必要と考えられる) 事後の学修としては、授業中に配られた資料で使われている用語の意味や授業で話された内容を、ノートにまとめていくこと。(最大2時間程度必要と考えられる) また、授業終了後には授業で活用したppt資料をグーグルクラスルームにアップする。合わせて活用するように。 授業中のレポート課題を作成するためには、2時間程度必要と考えられる。 |
科目名(英語) | History of the Media Society |
使用言語 |