社会学B
開設大学 | 名古屋市立大学 |
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科目コード | 240709 |
担当教員 | 安藤 究(人文社会学部教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜日 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 滝子キャンパス2号館404教室 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | |
講義概要 | 身の回りの「当たり前」が、「自然」ではなく「社会構造」によっても規定されていることを理解し、その「自明な世界」(the world taken for granted)を相対化することで、社会に対してどのように働きかけたらよいかを考えるための入り口としたい。具体的には、「ライフコース」と「家族」をキーワードとして、社会のミクロなレベルとマクロなレベルの関連についての理解を試みる。またそうした試みを通じて、社会学的思考にも接近することも目的とする。 ※第2回以降は、各回、予め配布される資料に目を通しておくこと。また、毎回データに基づいてまとめてもらった内容について復習しておくこと。 1. イントロダクション:「家族」の曖昧性について 2. 戦後日本における結婚の意味の変化-ジェンダーによる相違に留意して 3. 婚姻関係-何故「私的関係」ではなく「公的関係(社会的制度)」なのか 4. 日本における結婚制度の変化 5. 経済変動と結婚 6. 未婚化の背景とその社会的影響 7. 雇用流動化と未婚化 8. 離婚と社会経済的変動 10. 離婚の国際比較 11. パートナーシップの多様化 12.少子化とその要因 13.少子化の国際比較 14.少子化と近代家族・ロマンティック・ラブ 15. まとめ |
テキスト・参考文献 | パワーポイントと配布資料を中心に授業を進める ・西野理子・米村千代編『よくわかる家族社会学』ミネルヴァ書房(2019) ・日本家政学会編『現代家族を読み解く12章』丸善出版(2018) |
試験・評価方法 | |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 【履修定員 140名】 |
科目名(英語) | |
使用言語 |