メディア論
開設大学 | 名古屋学院大学 |
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科目コード | 243504 |
担当教員 | 野尻 洋平 |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限 09:00 ~ 10:30 |
教室 | 名古屋キャンパス(教室未定) |
履修条件 | 2年生以上 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/19 |
講義概要 | メディア研究(=広義のメディア論)は社会学のみならず、さまざまなアプローチ(理論と方法)によって探究される学際的な学問領域である。本講義では「メディアはいかにして社会的なリアリティを構成するか?」という問題意識を出発点として、メディアをめぐる理論、歴史、現状と課題について学ぶ。 講義は大きく分けて三つのパートから構成される。1.基礎概念と考え方、2.マス・コミュニケーション、3.インターネットである。具体的には、マクルーハンをはじめとする(狭義の)メディア論の理論的源泉に触れたのち、宗教改革と印刷技術、大衆とマスコミ等のテーマを扱う。また、SNSと友人関係、パーソナライゼーションといった近年のメディア現象を取り上げ、そこで生起する人びとの意識や社会変容について考察する。 本講義は、現代社会学部ディプロマポリシーの「知識・理解」における社会学の基礎知識とそれらを含む幅広い基礎的教養の獲得、および「思考・判断」における現代社会の諸側面に対する洞察力の習得をめざす。また、現代社会学部カリキュラムポリシーに掲げる基本分野の一つである<人間社会と心理>の理解を深めることを目的とする。 1. オリエンテーション 2. メディア研究の射程 3. メディアとコミュニケーション 4. メディアと近代 5. 大衆社会とマス・コミュニケーション 6. メディアとしてのラジオ①――グループワーク 7. メディアとしてのラジオ②――グループワーク成果発表 8. 中間試験 9. メディアとプロパガンダ 10. メディアと世論 11. メディアの議題設定機能の実際 12. フィルターバブルとパーソナライゼーション 13. インターネットと人間関係 14. メディアとしての広告 15. 全体の振り返り 16. 定期試験期間 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】教科書は使用しない。 【参考書】参考文献は適宜、講義中に紹介する。 |
試験・評価方法 | 授業への参加度(70%)、最終試験(30%)による総合評価。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【学習到達目標】 ・メディア論の思考とその系譜について説明することができる。 ・近代社会におけるマスコミュニケーションの社会的機能や役割、その重要性について説明することができる。 ・インターネットをはじめとする近年のメディア現象について社会科学的に説明することができる。 【履修上の注意】 ・講義中の私語は一切認めない。注意を受け入れない場合は退室を命じる。 ・単位認定は、出席回数が総授業回数の3分の2以上であることを要件とし、これを満たさない場合は「不可」となる。 ・遅刻は原則として「欠席」扱いとする。また、学生証を忘れた、あるいは紛失した場合も同様に「欠席」扱いとする。 ・グループワーク、ペアワークを実施することがある。 ・原則として毎回、コメントペーパーもしくは課題の提出をもとめる。 ・小テスト(理解度確認テスト)を実施することがある。 【事前事後学習】 【事前学習】 新聞やテレビなどで最新のニュースや出来事に目を通し、「メディア」や「インターネット」に関連する話題、あるいはメディアそれ自体の役割や機能について考え、それを自らの知識や意見としてストックしておくこと(90分)。 【事後学習】 講義で学んだ概念や理論について、普段の生活のなかで応用し、知識の定着をはかること(90分)。 |
科目名(英語) | Media Studies |
使用言語 | 日本語 |