生命に関する諸問題Ⅱ
| 開設大学 | 愛知学院大学 |
|---|---|
| 科目コード | 261004 |
| 担当教員 | 岡島 秀隆(教養部客員教授),白木 優馬(教養部講師),長谷川 知正(教養部非常勤講師),山端 信祐(教養部非常勤講師) |
| 学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 木曜 |
| 開講期間 | 秋学期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割1 | 3限 13:30 ~ 15:00 |
| 教室 | 日進キャンパス |
| 募集定員 | 若干名 |
| 募集時期 | 4月, 9月 |
| 開講期間 | 9/12~1/18 |
| 講義概要 | 【授業の概要】 「生と死」というテーマは古来からいろいろな立場や視点から探求されてきました。 現代では、脳死や尊厳死、再生医療、出生前診断など、生と死をめぐる様々な社会問題が起きています。 「生命に関する諸問題Ⅱ」では、生と死をめぐる問題について、宗教学・宗教哲学・法律学・心理学などの人文・社会科学系分野の多様な観点から考察し、生きるということおよび死ぬということの意味を追求していきます。 【授業の到達目標】 1.人間とその生死について、多面的により深く考えられるようになること。 2.自分なりの生命観・人生観・死生観を築き、積極的かつ充実した生き方を発見すること。 【授業計画】 1.ガイダンス (山端・岡島・長谷川・白木) 授業のスケジュールや評価方法、各担当教員が扱うテーマなどについて説明をします。 2.世界宗教における生と死(山端) 世界宗教の中からキリスト教と仏教を取り上げ、その生と死をどのように考えているかを、それぞれ宗教の思想から考察していきます。 3.民族宗教における生と死(山端) 民族宗教の中から神道を取り上げ、生と死をどのように考えていたかを、神道の思想や観念などから考察していきます。 4.民俗における生と死(山端) 生者はどのよに死者を祭祀してきたか、また生者と死者との交渉など、死者祭祀の実態と死者を祀る墓の伝承など、事例を用いながら考察をしていきます。 5.宗教・哲学における生と死1 -哲学は死をどのように考えてきたか- (岡島) ソクラテス・ハイデガー・ジャンケレヴィッチなど、西洋哲学の賢者たちが死をどのように捉えて来たかを考察します。 6.宗教・哲学における生と死2 -絵本の中の死生観-(岡島) 谷川俊太郎・佐野洋子など、絵本界の巨匠たちが死をどのように伝えたかったかを考察します。 7.宗教・哲学における生と死3 -現代人の死生観-(岡島) ロボット・サイボーグ・アンドロイドなどを絡め、現代科学技術の進歩と現代人の死生観の変移を考察します。 8.法律学における生と死1 -法律上の出生と死亡について-(長谷川) 人の生命の時期と終期に関し、法律上どのような整理がなされているのかについての基本的理解を確認の上、これらに関連する諸問題を考えます。 9.法律学における生と死2 -人の死亡に関する民事法上の法的責任について-(長谷川) 人を死亡させた場合、民事法上の責任として損害賠償責任を負うことがあります。民事法上の賠償責任に関する基本的理解を確認の上、具体的事例を踏まえ検討します。 10.法律学における生と死3 -人の死亡に関する刑事法上の法的責任について-(長谷川) 人を死亡させた場合、刑事法上の責任として刑罰が科されることがあります。刑事法上の責任及び刑罰に関する基本的理解を確認の上、死刑制度含む刑罰に関する諸問題を検討します。 11.法律学における生と死4 -医療行為に関する諸問題について-(長谷川) 医療行為に関し、出生前における出生前診断、人口妊娠中絶等による出生前の医療行為のほか、外科手術や新薬の治験、いわゆる「安楽死」「尊厳死」にかかる医療行為は、生命にかかわる問題となります。これら医療行為に関する民事上の賠償責任、刑法上の問題に関し、具体的事例を踏まえつつ、問題点を検討します。 12.心理学における生と死1 (白木) 『死の恐怖からのがれる心』死という根源的な恐怖からのがれるために私たちの心がどのような仕組みを備えているか説明します。 13.心理学における生と死2(白木) 『死の恐怖に直面した心』大きな災害、事件、事故など、死を身近に感じたとき、私たちの心や行動にどのような変化が生じるのか考えます。 14.心理学における生と死3(白木) 『死への恐怖や不安を乗り越えてよりよく生きるために』死の恐怖に直面した心はときに思わぬ社会的問題を生むことがあります。いかにしてそうした問題を克服できるか考えます。 15.授業のまとめ (山端・岡島・長谷川・白木) 4名の教員が、それぞれ講義したテーマに基づいて、改めて講義します。受講生の皆さんは、第14回目までの講義内容を思い出しつつ、自分自身の「死生観」「生命観」などについてまとめてもらいます。 |
| テキスト・参考文献 | テキスト:特に指定するものはありません。各担当者が随時提示します。 参考文献:各担当者が随時紹介します。 |
| 試験・評価方法 | 各教員が、毎回の講義中または担当講義終了時にレポートを課します。4名の教員それぞれがレポートを評価し、それらの合計または平均点を最終評価とします。 各教員の講義は3~4回と短いため、欠席すると内容を理解することが難しくなります。また、4名の教員の講義を全て受講することによってはじめて、多面的に生と死について考える機会となりますから、毎回出席してください。 |
| 別途必要な経費 | 特になし |
| その他特記事項 | 春学期開講の「生命に関する諸問題Ⅰ」も合わせて受講することを推奨します。 欠席をするやむを得ない事情がある場合には、その事情が説明できる資料を持って、各教員に申し出てください。 講義中の私語や、許可なくスマートフォン・携帯電話を操作することは厳に禁止します。 一部講義をオンデマンド形式で開講します。 |
| 科目名(英語) | Current Issues in Life Science Ⅱ |
| 使用言語 |
