共生の哲学
| 開設大学 | 名古屋市立大学 |
|---|---|
| 科目コード | 260723 |
| 担当教員 | 吉永 和加(人文社会学部教授) |
| 学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 月曜 |
| 開講期間 | 後期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割1 | 4限 14:40 ~ 16:10 |
| 教室 | 滝子キャンパス2号館404教室 |
| 募集定員 | 5 |
| 募集時期 | 9月 |
| 開講期間 | 9/25~1/25 |
| 講義概要 | 本講義では、ヨーロッパを中心とする思想や哲学に基づいて、「共生」の可能性について考えます。現在、多様性重視の掛け声とは裏腹に、自国中心主義を声高に叫ぶことが流行しています。そのようななか、なぜ「共生」が必要になるのか、「共生」はなぜ難しいのか、それにもかかわらず「共生」が可能だとすればどのようにしてかを、「人間は何か」という根本的な視座から検討します。「共生」について根本的、原理的に考えることを通して、哲学する姿勢を身に付けてもらうこともこの授業の狙いです。 1. オリエンテーション:共生についての問い 2. 理性の光芒:カントの「理性的主体」と普遍性の罠 3. 理性の瓦解:アドルノらによるナチズムの哲学的解剖 4. 存在の共鳴:ハイデッガーの「共存在」を手がかりに 5. 邂逅と対話:ブーバーの「我―汝」における「間」の思想 6. 合意と討議:ハーバーマスのコミュニケーション的理性と公共性 7. 他者への応答:ヴァルデンフェルスと異質性の現象学 8. 前半総括:近現代ドイツ思想からみる共生の地平 9. ルソーにおける理想の人間関係 10. ルソーにおける他者との軋轢 11. J.S.ミルにおける人間の自由 12. J.S.ミルにおける社会のなかの他者 13. デリダにおける異邦人の問題 14. デリダにおける異邦人の歓待 15. 総括;共生はいかに可能か。 |
| テキスト・参考文献 | なし |
| 試験・評価方法 | 以下の要件について精査し、総合的に判断します。 1. 共生はなぜ必要なのか、現況を踏まえて考えることができる。 2. 共生を阻む困難について、哲学的人間観を踏まえて検討することができる。 3. 共生の可能性について根本的、多角的に考え、その在り方を提言することができる。 授業中の小レポート(20%)、授業内総括レポート(60%)、日ごろの参加状況(20%)。3分の1以上授業を欠席した場合及び授業内総括レポートを欠席した場合は評定の対象としない。担当教員ごとに評価する。 |
| 別途必要な経費 | なし |
| その他特記事項 | |
| 科目名(英語) | |
| 使用言語 |
