国際文化論
| 開設大学 | 名城大学 |
|---|---|
| 科目コード | 264804 |
| 担当教員 | 加藤昌弘(人間学部教授) |
| 学年配当 | 1年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 火曜 |
| 開講期間 | 前期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割1 | 1限 09:10 ~ 10:40 |
| 教室 | ナゴヤドーム前キャンパスDS201 |
| 履修条件 | なし |
| 募集定員 | 5 |
| 募集時期 | 4月 |
| 開講期間 | 4/6~7/23 |
| 講義概要 | この講義では、ポピュラーカルチャーの特徴や分析方法について講義する。1年次から受講できる専門科目なので、文化研究やメディア研究を志す初学者向けの内容である。まず、文化研究(カルチュラル・スタディーズ)における主要な概念の整理をおこない、物語という観点からポピュラーカルチャーの分析方法を論じる。その後、若者文化、特にサブカルチャーを題材にしながらマイノリティ(社会的な弱者/少数者)にとってのポピュラーカルチャーの意義について論じる。 【第1週】はじめに 授業の概要と進めかたについて説明する。 【第2週】ポピュラーカルチャーとは何か? 娯楽あるいは商品であるポピュラーカルチャーを、高級文化との対比で理解する。サブカルチャーとあわせて概念の整理をする。 【第3週】物語の構造を見抜く 世界的に知られる『スター・ウォーズ』や「ハリー・ポッター」を例に、物語の構造分析の基礎を学ぶ。 【第4週】現代の英雄物語の起源を探る 物語の構造分析における神話学と民話学・民俗学からのアプローチを学び、応用できるようになる。 【第5週】プリンセス物語の構造を知る 世の中に存在する無数の物語は、いくつかの類型に分類することもできる。構造主義の観点から、ディズニー・アニメのプリンセス物語の構造を考える。 【第6週】女性像・男性像を問題とする グループワーク。女性学や男性学、クィア理論などジェンダー的な視点から映像作品を考察する方法を学ぶ。 【第7週】マイノリティの視点に立つ ヨーロッパのイソップ物語『ウサギとカメ』を題材に、主にアメリカ黒人社会における物語の伝播と変容の意味を考察する。 【第8週】落書きは犯罪か文化か アメリカにおける黒人奴隷の歴史を振り返り、ラップやグラフィティなどヒップホップ文化における「抵抗」の姿勢を理解する。 【第9週】日本語ラップの意義 アメリカで生まれたヒップホップ文化は、世界中で受け入れられた。特に日本のヒップホップ文化、ラップ音楽を題材に考える。 【第10週】演歌という音楽ジャンル 演歌は誰のための音楽なのか。土地や町・女や酒といったテーマを歌う演歌を検討し、その音楽ジャンルの特徴を明らかにする。 【第11週】日本の若者と演歌・ポピュラー音楽 グループワーク。ヒップホップや演歌についての理解を広げ、身近なポピュラー音楽を考察する方法を学ぶ。 【第12週】少女マンガのファンを考える 日本の「少女マンガ」を事例に、その作品群の特徴と読者によるさまざまな二次創作的な試みの意義を考える。 【第13週】作品を「読む」自由 BL(ボーイズラブ)を事例に、作品の「受け手」としての読者やファンが作品を「読む」自由について考える。 【第14週】まとめ ポピュラーカルチャーの具体例を用いながら、物語の重要性、オーディエンスの態度についてまとめる。ほか、筆記式で実施する定期試験について説明する。 【遠隔授業】ストリートをめぐるフィールドワーク 各自でストリートをめぐり、グラフィティ(落書き)を撮影し、レポートを提出する。締切は別途指示する。 |
| テキスト・参考文献 | テキストは指定しない。参考文献はウェブサイト参照 https://www.masa-lab.org/ |
| 試験・評価方法 | 70%を学期末に実施する定期試験、30%を平常点(1~15回の授業内外での課題の取り組み)で評価する。授業運営の方法と授業スケジュールは、受講生に対して事前に十分な説明をした上で変更する場合がある。大学が定める欠格制度を適用する。定期試験は【持ち込み無し】の【論述】で実施する予定 |
| 別途必要な経費 | なし |
| その他特記事項 | なし |
| 科目名(英語) | International Culture |
| 使用言語 | 日本語 |
