生態工学
| 開設大学 | 愛知工業大学 |
|---|---|
| 科目コード | 261308 |
| 担当教員 | 内田 臣一 |
| 学年配当 | 2年、3年、4年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 火曜 |
| 開講期間 | 後期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割1 | 2限 10:40 ~ 12:10 |
| 教室 | 八草キャンパス10号館G2311 |
| 履修条件 | 特になし |
| 募集定員 | 若干名 |
| 募集時期 | 9月 |
| 開講期間 | 9/21~1/25 |
| 講義概要 | 近年、環境問題が一般の人たちの強い関心を集めるようになり、建設系の技術者もこれへの対応を迫られている。この講義では、建設事業に際して、動物、植物、水質など自然環境への配慮を求められた場合、どのような対処が可能か、具体的な工法を学ぶ。また、積極的に自然環境を再生しようとする事業も学ぶ。ただし、工法や事業の習得においては、生態学を基礎とした基本的な考え方を理解することに重点を置く。(学習時間:22.5時間) ・この科目と社会基盤学科の学習・教育到達目標(ディプロマ・ポリシー)との関係 1(A)社会奉仕と国際貢献を思考する技術者の育成:【5%】 2(B)技術者としての責任・倫理観の育成:【5%】 3(C)実践的応用能力を目指した土木専門知識と技術の育成:【10%】 4(D)環境・生態系・情報技術等ソフト面の知識と技術の育成:【60%】 5(E)柔軟な発想と創造力に基づく問題発見・解決能力の育成 6(F)論理的思考を礎とするコミュニケ-ション能力の育成:【10%】 7(G)技術者としての自主性と継続学習能力の育成:【10%】 ・学習・教育到達目標の達成度評価 定期試験、および毎回の授業終了時の小テストによって、目標3(C):【土木専門知識の育成】および目標4(D):【環境等の知識の育成】の達成度を評価する。また、毎回の授業終了時の小テストの答(記述式)が一定の水準を満たすことで、目標6(F):【コミュニケーション能力の育成】が達成されたと評価する。附属図書館を利用して、参考書を選び通読して一定の水準のレポートを書くことで、目標7(G):【継続学習能力の育成】の達成度を評価する。目標1(A):【社会奉仕思考の育成】および目標2(B):【倫理観の育成】は、教材に含まれる新聞記事、およびレポート課題の参考書について、毎回の授業終了時の小テストの答およびレポートに、社会奉仕および倫理観について記述することによって達成度を評価する。 1回 授業概要と学習・教育到達目標を理解する。 ミティゲーション-開発に伴う自然環境への悪影響を緩和するための基本的な考え方を学ぶ。 予習:「生物学・生態学」の教科書の読み直し 復習:プリントp.1-2 2回 自然再生と順応的管理-前回の考え方から進んで、失われた自然を再生する事業とその考え方を学ぶ。 予習:プリントp.3-10 復習:第1回の小テスト 3回 自然水域の水質浄化機能-下水道・浄化槽を補う役割を果たす干潟・藻場などの浄化機能を学ぶ。 予習:プリントp.11-14 復習:第2回の小テスト 4回 ビオトープ-人工的に生物の生息場所を創出する事業の実例と現状での問題点を学ぶ。 予習:プリントp.15-18 復習:第3回の小テスト 5回 近自然河川工法-多自然型川づくりとも呼ばれる、治水・利水に加え環境にも配慮した河川工法を学ぶ。 予習:プリントp.19-24 復習:第4回の小テスト 6回 河川への砂利投入・土砂バイパス-土砂移動が止められた河川で撹乱を復活させるための対策を学ぶ。 予習:プリントp.25-28 復習:第5回の小テスト 7回 魚道・植生護岸-魚道と生物の生息場所を提供するための護岸材料を紹介し、その問題点を考える。 予習:プリントp.29-32 復習:第6回の小テスト 8回 河畔林・放水路・遊水地-洪水の力を弱めるための林とダムによらない治水対策の例を学ぶ。 予習:プリントp.33-34 復習:第7回の小テスト 9回 屋上緑化・壁面緑化、法面緑化-ヒートアイランド現象を緩和するための緑化技術、および在来植物の利用など法面緑化の新しい動向を学ぶ。 予習:プリントp.35-45 復習:第8回の小テスト 10回 エコロード-動物のための橋など、道路建設に伴う自然の生態系への悪影響を緩和する様々な技術を学ぶ。 予習:プリントp.46 復習:第9回の小テスト 11回 ビオトープの連携と土地利用計画-地域計画から広くは国土計画に至るまで生態学的回廊の重要性を学ぶ。 予習:プリントp.47-48 復習:第10回の小テスト 12回 外来生物導入の是非-緑化や人造ビオトープでしばしば問題となる外来生物導入の是非について考える。 予習:プリントp.49-50 復習:第11回の小テスト 13回 生物多様性条約・Eco-DRR-生物多様性保全の国際的な動き、および生態系保全と防災・減災との関係を学ぶ。 予習:プリントp.51-52 復習:第12回の小テスト 14回 まとめの解説と定期試験 予習:今までのプリント・ノートの理解再確認 復習:第13回の小テスト 15回 定期試験の返却と答の解説(授業終了時に小テストあり) 予習:定期試験の出題内容を再確認 復習:返却された定期試験の答を再確認 予習・復習では各回の項で指示した配布プリントの該当ページをよく読み、わからないことばをウェブで検索し、意味を理解しておく。また、復習では採点・返却された前回の小テストの答を教員が板書した答の例とその解説に従って書き直す。 予習・復習は、それぞれ2時間程度。 |
| テキスト・参考文献 | ・教科書:指定しない。 ・参考書:授業中に多数紹介する。 |
| 試験・評価方法 | 毎回の授業終了時の小テスト(14回)、レポート(1回)、定期試験で評価する。成績評価(100点満点)の配分は、小テスト約60点、レポート約10点、定期試験約30点とし、計60点以上で合格とする。また、学外協働実習、研究室の行事、大学祭実行委員、学防(まなぼう)ラボ、学生チャレンジプロジェクト、地域連携スタッフ、ピア・サポーターなど自発的な活動に参加した者へ1時間1点程度、最大5点まで加点する。 小テスト・レポートは、添削して返却する。定期試験は、15回に返却し解説する。欠席5回以上、レポート未提出、あるいは定期試験欠席の者は、失格(Q評価)とする。 忌引き、インフルエンザなどによる欠席は、学生便覧に従って「公認欠席」とし、上の欠席回数に数えない。同じく学生便覧による「公認欠席以外の配慮」については、多く(病気・怪我、交通事故、電車の遅延など)は「公認欠席」に準じて上の欠席回数に数えない。しかし、一部(就職試験、インターンシップ、学会発表)については、配慮をせず、通常の欠席扱いとする。「公認欠席」と「病気・怪我、交通事故、電車の遅延など」の際には学生便覧に従って「提示書類」を提示すること。ただし、この授業については、忌引きの場合は「会葬御礼のはがき」、インフルエンザを含む病気・怪我の場合は「診療明細書」など簡易な書類の提示でよい。 これら「公認欠席」などをせざるを得なかった学生に対しては、定期試験の際に、欠席した回の小テストを個別に実施し、得点に加える。 |
| 別途必要な経費 | 特になし |
| その他特記事項 | 1.毎回の授業終了時の小テストは記述式である。この答はていねいに書いてほしい。自分が理解したことを人に誤解なく文章で伝えることは技術者としての基本である。 2.レポートの課題は、授業中に紹介する参考書を読み、内容を要約し、感想・意見を書くことであるが、課題に選んだ本に限らず、ほかの本も進んで読んでほしい。附属図書館にはたくさんの生態工学に関する書籍が用意されている。 3.レポート課題など重要な指示をL-Cam(学外者はeメール)に出すことが多いので見逃さないように。 |
| 科目名(英語) | Bionics |
| 使用言語 |
