技術経営論
| 開設大学 | 愛知工業大学 |
|---|---|
| 科目コード | 261312 |
| 担当教員 | 後藤 時政 |
| 学年配当 | 2年、3年、4年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 火曜 |
| 開講期間 | 後期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割1 | 1限 09:00 ~ 10:30 |
| 教室 | 自由ヶ丘キャンパス別館203 |
| 履修条件 | 特になし |
| 募集定員 | 若干名 |
| 募集時期 | 9月 |
| 開講期間 | 9/21~1/25 |
| 講義概要 | 【概要】 技術経営(MOT;Management of Technology)の最大の目的は、技術・製品に関するマネジメントの視点から、製造企業における長期的な付加価値創造の最大化を実現することである。日本の製造業は、20世紀の後半に主要産業として国際的な競争力を高めていった。しかしながら、近年、新しい市場・競争環境の中で、きちんとした利益をあげるためには,ものづくりにも,高度に戦略的な考え方やマネジメントが必要になった。すなわち、安価で品質の良いものをつくれば必ず売れるという概念はもはや過去の遺物である。日本では、ものづくりをうまくマネジメントできる人材は少なくないが、それを企業経営に結びつけることができる人材はそれほど育っていない。 本講義において、学生は、製造業の経営学であるMOTを学習することによって、ものづくり立国日本で必要不可欠な製造企業でものづくりをうまくマネジメントできる人材となる。具体的には、製造業の事業戦略において、知財戦略やマーケティング戦略を含めた高度な戦略を組み立てられるようになる。 【学習到達目標】 本講義では、トヨタ生産方式(TPS)といった手法による原価低減活動などについては、重要であると思われるが、概念的な把握にとどめる。その代わり、商品のコモディティー化によってコスト競争に陥る原理や他社から見え難い組織能力による差別化の事例を学習することによって、ものづくり企業の経営者としてマネジメント能力を身に付ける。 現代の経営環境は情報化やグローバル化の状況、環境問題や人的資源の問題によって刻々と変わっているが、如何なる場合でも付加価値創造の最大化(もうけの最大化)を掲げ、自社の最適な経営戦略を立てられる人材になることができる。 【実施形態】面接授業のみ実施 【計画】 第1回 映画「AIR」を見てエアジョーダン誕生の実話を知る(製品開発とマーケティング)。 【予習】教科書第8章125~134ページまでを熟読する。(2時間程度) 【復習】NIKEの製品開発とマーケティング戦略について振り返る。(2時間程度) 第2回 技術経営と近年の経営環境の変化について学ぶ。 【予習】教科書第1章13~20ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第3回 製品アーキテクチャーの観点から日本の電気機器産業衰退の原因について考察する。 【予習】教科書第9章148~154ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第4回 技術経営の難しさ、技術と経営環境の不確実性について学ぶ 【予習】教科書第1章21~28ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第5回 不確実性を勝ち抜く経営戦略、コラボレーション、3C分析について学ぶ。 【予習】教科書第2章32~44ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第6回 不確実性を勝ち抜く経営戦略、デファクト・スタンダードについて学ぶ。 【予習】教科書第5章84~93ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第7回 不確実性を勝ち抜く経営戦略、知財戦略について学ぶ。 【予習】教科書第5章79~84ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第8回 技術経営における付加価値創造の枠組みについて学ぶ。 【予習】教科書第4章61~68ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第9回 付加価値創造の枠組みにおける価値創造と価値獲得について学ぶ。 【予習】教科書第第4章68~77ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第10回 競争優位、差別化の源泉について学ぶ。 【予習】教科書第3章45~53ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第11回 差別化の源泉、組織能力について学ぶ。 【予習】教科書第3章53~59ページを熟読する(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る(2時間程度) 第12回 イノベーションの理論について学ぶ。 【予習】教科書第6章95~109ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第13回 製品開発とマーケティングについて学ぶ。 【予習】教科書第8章134~139ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第14回 製品開発の組織について学ぶ。 【予習】教科書第9章141~154ページを熟読する。(2時間程度) 【復習】教科書を用いて振り返る。(2時間程度) 第15回 期末試験とその解説を行う。 【予習】講義の前にこれまでの学習内容に関する演習課題をまとめておく。(2時間程度) 【復習】講義ノートや配布資料を参考に試験で回答できなかった問題を解けるようにする。(2時間程度) |
| テキスト・参考文献 | 【教科書】『MOT[技術経営入門]』延岡健太郎(日本経済新聞出版社)2,980円 【参考書】『技術経営』原拓志/宮尾学(中央経済社) 2,640円 『価値づくり経営の論理』延岡健太郎(日本経済新聞出版社)2,090円 |
| 試験・評価方法 | 平常点20%、期末試験80%で、単位認定、成績評価を行います。 授業を5回以上欠席したり、試験を受けなかった場合は、「失(Q評価)」とします。 ほぼ毎回授業中に行われる課題および期末試験については、その日の講義時間中か次の講義中にてフィードバックを行います。 |
| 別途必要な経費 | 特になし |
| その他特記事項 | 【方法と特徴】 講義形式で行います。また、適宜、技術経営論に関わる諸問題についてディスカッションを行います。 履修前に受講してほしい科目:生産管理論(2年前期)、マーケティング論(2年前期)、知的財産権(2年前期) 履修後に受講してほしい科目:経営戦略論(3年前期)、経営組織論(3年後期)、設備管理(3年後期) 【教員からのメッセージ】 ・出席は当たり前のことである。学習には予習・復習は必須なことで、予習・復習をしてこないとディスカッションに参加できなくなるので、注意が必要である。 ・この科目専用のノートを用意し、教科書とノートを持参し、質疑・応答・討論に積極的に参加すること。講義ノートに加え、予習・復習・自分やクラスメートの意見もノートすると良い。 ・教員への欠席連絡は、Eメールアドレス宛に連絡願います |
| 科目名(英語) | Management of Technology |
| 使用言語 |
