情報と通信の理論
| 開設大学 | 中京大学 |
|---|---|
| 科目コード | 262614 |
| 担当教員 | 鈴木 常彦 |
| 学年配当 | 3年, 4年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 月曜 |
| 開講期間 | 秋学期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割1 | 2限 11:10 ~ 12:40 |
| 教室 | 豊田キャンパス |
| 履修条件 | log、Σ など高2程度の数学の知識 |
| 募集定員 | 若干名 |
| 募集時期 | 4月, 9月 |
| 開講期間 | 9/25~1/25 |
| 講義概要 | コンピュータネットワークを介した情報伝達に関する概念とその数学的基礎、そして情報化社会における「情報」の扱われ方までを学ぶ。具体的には、シャノンによる情報量の定義からはじまり、情報のエントロピー、符号化、圧縮、暗号論からセキュリティの基礎までを主として工学的観点から扱う。なおセキュリティの詳細は「暗号とセキュリティ」で扱うものとする。講義ではまた、数学的、工学的な面ばかりではなく、西垣情報学などの紹介を通して社会学等多面的観点からも考察する。情報とは何であるかを理解し、その量や質を見極め適切に扱える素養を身につける。【実務経験のある教員による授業等】東海インターネットワーク協議会や地域ISPで古くからネットワーク運用に携わり、現在も IT 企業の CTO を兼務している教員の経験をもとに、 ISP がどのようにトラフィックを捌いているか等、現場の実践的な知識まで教授する。 具体的な内容は以下の通り 1. 情報とは何か: 「情報」について学ぶ意義や面白さについて学ぶ 2. 情報量: シャノンの情報量の概念について学ぶ 3. エントロピー: 情報量の尺度としてのエントロピーについて学ぶ 4. 情報源のモデル: 情報源をモデル化することを学ぶ 5. 情報源の性質: 情報源の性質、マルコフ情報源、エルゴード情報源などについて学ぶ 6. 情報伝送: 雑音のない通信路における情報伝送についてその伝送容量などを学ぶ 7. 符号化: 情報伝送における符号化について学ぶ 8. 雑音: 雑音のある通信路について伝送容量などを学ぶ 9. 誤り訂正: 雑音のある通信路に必要な誤り訂正符号について学ぶ 10. トラフィック、回線交換、パケット交換: アーランやポアソン分布などトラフィック理論の基礎について学ぶ。また回線交換とパケット交換の性質や違いについて学ぶ。 11. 暗号: 暗号について概略を学ぶ。詳細は「暗号とセキュリティ」で講義する。 12. セキュリティ: セキュリティの概略を学ぶ。詳細は「暗号とセキュリティ」で講義する。 13. 人間の情報処理: 人間の認知について学ぶ 14. 西垣情報学: シャノンの情報学は「人間」を疎外している。人間を中心に置いた情報学として西垣情報学や脳の情報処理など広い範囲での「情報」について学ぶ 15. まとめと議論: シャノンや西垣の情報学を学んで考えたことについて議論する |
| テキスト・参考文献 | 「情報理論」(甘利俊一著 ちくま学芸文庫) |
| 試験・評価方法 | 小テスト 30%、定期試験 70% (小テストは定期試験への加点用/定期試験が満点なら小テストに関わらずS) |
| 別途必要な経費 | 特になし |
| その他特記事項 | 特になし |
| 科目名(英語) | Information and Communication Theory |
| 使用言語 |
