シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
履修登録時期

社会学A

開設大学 名古屋市立大学
科目コード 260710
担当教員 大石 真澄(人文社会学部講師)他
学年配当 1年, 2年, 3年, 4年
単位数 2単位
曜日 金曜
開講期間 後期
実施形式 対面
開講時間割1 5限 16:20 ~ 17:50
教室 滝子キャンパス2号館402教室
募集定員 5
募集時期 9月
開講期間 9/25~1/25
講義概要 社会とメディアの関わりを考える時、もっとも身近なのは各種マスコミュニケーション媒体における報道だろう。マスコミュニケーションによって提示されるさまざまな情報は、視聴者たるオーディエンスによって解釈され、社会的意識を形成し、そのフィードバックがさらに送り手側に戻るという循環システムが社会学的なメディア研究のモデルとして想定されている(エンコーディング/デコーディング論)。
こうしたモデルを基にすると、マスコミュニケーション媒体によって伝えられる/伝わるものは「正確な情報」であるべきという前提もなきものとなるはずだ。本講義では、こうした前提に立ち、「映像の社会性」をキー概念としつつ、前半は、オーディエンスの解釈的な態度を前提とする社会映像に関して、後半は現在の報道のあり方を現場に立つ教員から講義を行う。
マスコミュニケーションの発する情報が「教育的」「啓蒙的」「世論/輿論の形成」などにどう寄与しているかを理解することが大きな目的となる。こうした働きを実感することで、社会の持続可能性をマスコミュニケーションを通じて意識するための基礎知識が身につくことが予想できる。(大石担当)内容は適宜変更する場合がある。
1. 記録映画とはなにか 
コミュニケーション分析モデル各種の紹介、記録映画やドキュメンタリーの性質について
2. NATOCO映画とプロパガンダの潮流
プロパガンダを源流とするコミュニケーション研究の基礎について 、戦前の文化映画との接続
3. 占領期直後の日本での住民自治
戦後GHQが推し進めてきた「民主主義」のあり方とそれを描いた映像について
4. 高度経済成長期の開発主義
大規模工事の記録映画において開発主義がどう描かれ、描かれ「なかった」のかの差異から記録映画の性質について考える
5. 日本における差別問題と政策的解消
映像表現として難しいものである差別問題を記録映画がどのように扱ったのかの事例を見る
6. 環境・公害問題
行き過ぎた開発主義によって可視化されてきた環境・公害問題を見ることで、持続可能性を記録映画がどのように扱ったか考える
7. 見えないものを見得るようにする ?教育映画?
戦前からの伝統的な教育映画の流れの確認、理科教育において「見せる」ことのあり方について考える
8. 教育映画・視聴覚教育と「第三者モデル」
戦後の教育局とそこでのコンテンツ、また第三者モデルに沿ったスポンサー付きの「ドキュメンタリー」の不具合からマスコミュニケーションモデルについて考える
放送局現場からの講師の方の講義内容(案・予定)
9. 多様なメディア~それぞれの相違点と役割・求められるリテラシー
10. ネット社会の光と闇
11. メディア規制と表現の自由
12. 報道被害、メディアスクラムの現実
13. 医療報道から考えるメディア社会の課題
★一報で伝わらないこと・・・医療事故報道・第一報の落とし穴
●問題の本質に迫るために・・・調査報道&キャンペーン、ドキュメンタリー
★じっくり取材して本質に迫る
14. テクノロジー進歩とメディアの未来 ~ デジタル時代のメディア社会
15.記事を書いてみよう・あなたの視点は? リポート作品発表会
テキスト・参考文献 主要なテキストについては、伊藤守編『よくわかるメディアスタディーズ』ミネルヴァ書房。ただし教科書として指定するわけではない。
試験・評価方法 成績はメディアと社会に関する深い理解力・メディアリテラシーが形成されているかどうかを判定基準とする。
秀:多様な点で卓越した深いメディアに関するリテラシーを示しているもの
優:卓越した深いメディアに関するリテラシーを幾つかの点で示したもの
良:メディアと社会についての理解において標準的な水準に達していると思われるもの
可:メディアからの情報について、許容水準にある理解と能力に達していると思われるもの
大石担当=講義中の小レポートによる評価=100%
後藤担当=レポート100%(予定)
別途必要な経費 なし
その他特記事項 特になし
科目名(英語)
使用言語

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