薬学
開設大学 | 金城学院大学 |
---|---|
科目コード | 242113 |
担当教員 | 水谷 暢明(薬学部教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:55 ~ 12:25 |
教室 | N1-509 |
履修条件 | なし |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/29 |
講義概要 | 医薬品の登録販売者試験は、平成27年度実施から受験資格がすべて撤廃され、誰でも受験できるようになった。この講義では、医薬品の登録販売者の資格を取得する際の入門編として、試験問題範囲を念頭に病気と薬の関係を中心にわかりやすい講義を行う。これまでにこの講義を受講した学生が、実際に登録販売者の資格試験に合格しており、興味ある学生は挑戦して欲しい。また、薬や病気についての基本的なことから講義するので資格試験に関係なく薬を勉強したい人は受講して欲しい。講義の中で、コメントシート(レスポン)に講義内の疑問や知りたいことを記載してもらえれば、それに対する返答や解説を踏まえた講義をしながら皆さんの学習ペースに合わせて講義します。女性が社会や家庭の中でいきいきと生活していくための実用的な薬の知識を習得して欲しいと願っています。 1. 授業オリエンテーション(講義の進め方、評価方法、薬や登録販売者についての基本的な説明) 2. 医薬品について(医薬品の本質、リスクなど)・登録販売者(登録販売者の資格と仕事内)・薬害の歴史(薬害事件の内容と対応) 3. 薬の運命と医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因(副作用、不適正な使用、飲み合わせ、小児・高齢者・妊婦への配慮など) 4. 胃腸薬1(胃腸の働き、不調、薬の選択) 5. 胃腸薬2(胃腸の働き、不調、薬の選択) 6. 免疫とアレルギーの基礎(身体を守る免疫の仕組みと病気であるアレルギー) 7. アレルギー(花粉症など)の発症機序と治療薬(どのようにアレルギーが発症するのか。また、治療薬はどのように選択するか) 8. 登録販売者の仕事を考えてみる(シナリオ課題) 9. かぜの症状と治療薬の基礎 10. かぜの症状に合わせた治療薬の選択(かぜを患っときの薬の選択は大丈夫?) 11. 漢方薬の基礎 12. 漢方薬の選び方(漢方薬は市販薬としてよく使われます) 13. 痔の治療薬 14. 貧血の治療薬 15. 公衆衛生用薬(消毒薬など)などについて |
テキスト・参考文献 | 特定のテキストはありません。適宜プリントを配布します。参考書などは授業内で紹介します。 |
試験・評価方法 | 講義後のミニレポート 60% 提出課題(2つ) 40% ミニレポート(60%):講義ごとに実施し、提出物を評価する。 提出課題2つ(40%):講義で出題される課題に対して解答し期日までに提出し、提出物を評価する。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 女子学生に限る |
科目名(英語) | Medicine in Daily Life |
使用言語 |