環境学入門
開設大学 | 名古屋大学 |
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科目コード | 240106 |
担当教員 | 増田 雄司(准教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 秋学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:30 ~ 12:00 |
教室 | 名古屋大学東山キャンパス全学教育棟本館C13 |
履修条件 | 履修条件は要しません(受講者は高校生物程度の基礎知識を持つことが望ましいですが、高校における履修歴は必須ではありません。本講義に興味を持って出席し、講義を手がかりに自ら学びを深めることを期待します。) |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 10/4~1/31 |
講義概要 | 【授業の達成目標】 近年の急速な生命科学の発展により、生命科学と社会や自然環境との関わり方が大きく変容しています。本講義では、現代社会生活に深く関わる最新のゲノム、免疫、代謝、脳科学を学ぶことにより、急速に進展する生命科学の基礎と応用を正しく理解し、学生自らが生命科学と社会及び自然環境との関係を分析、把握、判断する能力を養成することが目的です。 【授業の内容や構成】 本講義では、急速に進展する生命科学の3つの分野、1)ゲノム科学、2)代謝・免疫学、3)脳科学について、社会や自然環境を踏まえた理解が深められるように構成されています。ゲノム科学の講義は、ゲノム情報の維持とタンパク質の機能発現の基礎を学び、関連する疾患やゲノム医学について理解を深める内容です。代謝・免疫学の講義は、免疫学の基礎を学ぶと共に、全身および細胞内の代謝と免疫細胞の役割、さらに、その破綻がもたらす様々な疾病について理解を深める内容です。脳科学の講義は、神経細胞およびグリア細胞が私たちの脳内でどのように働き、様々な脳機能を支えているのかを学び、関連する脳の疾患について理解を深める内容です。講義の最終日では、社会生活に密着した生命科学の技術応用を例に社会や自然環境との関わりについてのさらなる理解を促します。具体的講義題目は次の通りです。 ―ゲノム科学と環境― 1. ゲノムの複製と遺伝 10/4 2. ゲノムDNA損傷と修復 10/11 3. ゲノムの多様性と疾患 10/18 4. 遺伝子検査とゲノム医学 10/25 5. ポストゲノムとしてのタンパク質科学 11/1 ―免疫・代謝と疾患― 6. 免疫の歴史と基礎・疾患 11/8 7. エネルギー代謝と疾患 11/15 8. 全身性代謝異常・メタボリックシンドロームと免疫 11/22 9. 細胞内代謝異常と免疫 11/29 10. 脂質代謝と疾患 12/6 ―脳科学と疾患― 11. 神経とシナプス 12/13 12. 記憶と情動 12/20 13. 神経回路の形成と疾患 12/27 14. 神経系を構成するグリア細胞の役割 1/10 ―生命科学と社会環境・自然環境― 15. 生命科学と技術応用 1/24 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 必要に応じて授業で示します。 【参考書】 必要に応じて授業で示します。 |
試験・評価方法 | ・レポート試験(60%)、授業への積極的参画(40%)で評価します (レポート試験は3分野から出題され、各20点で合計60点満点)。 ・履修取り下げの際に申し出を要しません。レポート試験のレポートが提出されない場合、評価は「W」とします。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 講義中にTACTにアクセス可能なノートパソコン等の情報端末を持参してください。 履修条件は要しません(受講者は高校生物程度の基礎知識を持つことが望ましいですが、高校における履修歴は必須ではありません。本講義に興味を持って出席し、講義を手がかりに自ら学びを深めることを期待します。) |
科目名(英語) | Introduction to Environmental Studies |
使用言語 |